FXで稼ぐためには、仕組みをしっかりと理解し失敗しないためのリスク管理が重要です。
FXだけで実際に稼いでいるトレーダーは、世界中に大勢います。
「FXの勝ち方が知りたい」
「どうやればFXの勝率を上げられるの?」
といった疑問や悩みを持つ方多いのではないでしょうか。
結論を言うと、FXに必勝法はありません。
FXは相場を分析して取引を行うため、100%勝てる方法はありません。
ですが、相場を分析して根拠を集めることで勝率を上げることは可能です。
この記事では、初心者にもわかるFXの稼ぎ方や、勝率を上げるためのポイント、1日5000円~稼ぐための具体的な方法を解説します。
FXは本当に稼げるのか?
FXには、必勝法も絶対に稼げる方法もありません。
為替相場の動きに絶対的な規則性がないからです。どんなに経験を積んだプロトレーダーでも相場の動きを100%読むことは不可能です。チャートには必ずこう動くと言う規則性はないため、こう動くであろうと言う推測でしかありません。
6割の人がFXで利益を得ている
絶対に勝てる方法はありませんが、FXで実際に稼いでいるトレーダーは、世界中に大勢います。
FXの世界では9割以上の人が稼げずに退場すると言われていますが、金融先物取引業協会のデータによれば、6割のトレーダーがFXで利益を得ています
半数以上のトレーダーが利益を出しているということは、FXは十分に稼げるようになるものであるといえます。
FXはギャンブルではない
FXは、ギャンブルやゲームではありません。
しっかりと理論に基づいて価格を予測し、少しずつ利益を積み重ねていくものです。FXをよく知らない人は、すぐに稼ぐことができるものだと勘違いしてしまいます。
運よく稼げ一攫千金になることもあるかもしれませんが、ギャンブルのような取引をした場合のみで、継続して利益を稼ぎ続けるのは不可能です。
利益を出すためには、FXはその仕組みをしっかりと理解し、資金管理を徹底し、ルールに従った取引を続けていくことが重要です。
初心者必見!海外FXでの稼ぎ方
海外FXで実際に稼いでいる人たちが実践している、初心者でも取り組みやすいトレード手法を紹介します。ここでは、初心者にも始めやすい方法なので、自分に合うやり方を選んでください。
海外FXでの稼ぎ方 |
・取引は順張りで行う ・レバレッジを活用する ・損切りルールを決める ・価格変動の少ない通貨ペアを選ぶ ・スワップポイントで稼ぐ |
利益を上げやすい手法は「順張り」
FXで利益を上げやすい手法の1つが「順張り」です。
順張りとは、トレンド方向に沿った取引手法で、価格が上昇トレンドの時は買い、下落トレンドでは売る方法です。トレンドの大きな流れに乗るため、利益を伸ばしやすく損失を少なくできます。
順張り |
価格が上昇トレンドのとき → 買い 価格が下落トレンドのとき → 売り |
FXにおける順張りとは、チャートの動いている方向に従い、同じ方向に向かってエントリーをする取引方法です。
上昇トレンドであれば、その通貨ペアが買われていて価格がどんどん上昇していることを表しています。反対に下降トレンドであれば、その通貨ペアが売られていて価格がどんどん下落していることを表します。
順張りでエントリーするとは、相場の現在の流れに素直に乗って取引をすることになるため、比較的利益になりやすいです。
順張りとは反対の意味の取引として、「逆張り」という方法があります。
逆張りは、その名のとおりチャートの動いている方法とは逆にエントリーをすることです。
逆張り |
価格が上昇トレンドのとき → 売り 価格が下落トレンドのとき → 買い |
相場の逆を狙った「逆張り」は相場とは逆の流れに沿って利益を上げる手法になるため、順張りよりもハードルが高いです。エントリータイミングが難しく、初心者のうちはおすすめできません。
また、逆張りでエントリーをするためには、順張りで稼げている技術が必要となってきます。そのため、FXで稼げるようになるには、まずは順張りでの取引から始めることが重要です。
順張りで稼ぐためには、取引するチャートのトレンド方向をしっかりと見極める必要があります。チャート分析をしっかりと行い、トレードしようとするチャートのトレンドが、上昇トレンドであるのか下降トレンドであるのかを理解できるようになることが重要です。
レバレッジを活用する
FXでは、レバレッジを活用すれば少ない資金から、大きい取引量でのトレードが行えます。
レバレッジがかかっていない状態が1倍で、20倍、500倍のように倍率で表されるのが一般的です。
海外FXでは、このレバレッジをかけて取引をすることが最も大きな特徴となります。
最大レバレッジが高ければ高いほど、少ない資金で大きな利益が狙えるようになります。同じ自己資金の金額だとしても、最大レバレッジが大きければ大きいほどさらに大きいロット数で取引ができます。
ただし、ロット数が上がれば、利益も損失もより大きくなるため、ハイリスクハイリターンな取引となります。反対に同じロット数であれば、最大レバレッジが大きければ大きいほど自己資金は少なくてすみます。
下記の表のように、レバレッジが高いほど、必要証拠金は少ない金額で済みます。
レバレッジ | USD/JPY(米ドル/円) | EUR/JPY(ユーロ/円) | GPB/JPY(英ポンド) |
1,000倍 | 約1,140円 | 約1,300円 | 約1,540円 |
888倍 | 約1,284円 | 約1,464円 | 約1,734円 |
500倍 | 約2,280円 | 約2,600円 | 約3,080円 |
100倍 | 約11,400円 | 約13,000円 | 約15,400円 |
50倍 | 約22,800円 | 約26,000円 | 約30,800円 |
25倍 | 約45,600円 | 約52,000円 | 約61,600円 |
1倍 | 約1,140,000円 | 約1,300,000円 | 約1,540,000円 |
※米ドル/円が114円、ユーロ/円が130円、英ポンド/円が154円の時、各通貨ペア10,000通貨を取引する場合
損切りルールを決める
FXで稼げるようになるためには、損切りルールを徹底することが重要です。
損切りとは、FXでエントリーをしたポジションが損失を抱えてしまったときに、損失を受け入れてポジションを決済することです。
この損切りのルールが曖昧になっていたり、損切りをしないでポジションを放置してしまったりすると、なかなか利益につながらないだけでなく、ロスカットされてしまう可能性が高くなります。
FXで稼ぐためには、利益を大きく伸ばすことよりも損失を減らすことが重要です。
相場は常に変則的に動いており、価格の推移を100%予測するのは不可能です。プロのトレーダーでも常に勝てるわけではなく、必ず負けるトレードが存在します。
そのため、FXでは必ず負けることも想定に入れて取引をする必要があります。
そして、負けを想定に組み込んだ上で、その1回の損失の金額をできるだけ少なくすることで、より効率よく利益が伸ばせるようになります。
損切りのルールが決まっておらず曖昧だと、トレーダーの自分勝手な判断によりなかなか決済ができません。結果的に含み損がさらに大きくなり、損切りをするタイミングを見失い、今までの利益ごとすべて損失してしまうという結果になりかねません。
損切りは心理的に抵抗感がある |
・「もうすぐ価格が元通りになるかもしれない」という根拠のない期待 ・そんなに大きい損失にはならないだろう ・トレードの負けを認めるは嫌だ |
できるだけ損失を出さないために重要なのが、損切りルールを決めることです。
損切りルールに従い、ルールに当てはまるタイミングが来たら損切りをすることで、感情に左右されず
それ以上の損失を出すことはありません。
具体的な損切りポイント
具体的な損切りするかを判断するポイントを3つ紹介します。
損切りするかを判断するポイント |
・値幅で判断する ・損失額で判断する ・トレンドライン分析で判断する |
値幅で損切りするか判断するには、「買値から1円下がったら損切りする」など、新規で注文が成立した為替レートからの差額を基準にします。この方法では、「注文時の価格から5%下がったら損切り」など損切りするラインが分かりやすいです。
損切りポイントは、損失額でも判断できます。
新規で買い注文を発注後、「損失額が5千円に達したら損切り」というように事前に決めた損失額に達したら決済します。
損切りポイントは、トレンド分析でも判断できます。
例えば移動平均線を使う場合、「チャートがラインを下回ったら(または上回ったら)損切りをする」という方法です。
価格変動の少ない通貨ペアを選ぶ
初心者がFXで稼ぐなら、なるべく価格変動の少ない通貨ペアを選択するようにしてください。
価格の少ない通貨ペアは、FXの通貨ペアのなかでも取引しているトレーダーが多く、スプレッドも狭くなっており、初心者でも取引しやすい通貨ペアと言えます。
価格変動の少ない通貨ペア |
・USDJPY(ドル円) ・EURUSD(ユーロドル) ・GBPUSD(ポンドドル) |
一方で、流動性の低い価格変動が激しい通貨ペアは、スプレッドも広い傾向にあります。
一般的に価格変動が激しい通貨ペアは、相場の参加者が少なく流動性が低いため、テクニカル分析もしづらいです。
予測したとおりの値動きになりづらく、相場の急騰・急落も多いため、一気に大きな損失につながってしまう可能性もあります。
スワップポイントで稼ぐ
FXで稼ぐ手段として、スワップポイントで稼ぐ方法もあります。
スワップポイントには2種類あり、利益になるプラススワップと、損失になってしまうマイナススワップがあります。
金利が低い方の通貨を売り、金利の高い方の通貨を買った場合は、プラススワップとなるため利益として資金に反映されます。反対に金利が高い方の通貨を売り、金利の低い方の通貨を買った場合は、マイナススワップとなるため資金が減ってしまいます。
スワップポイント |
金利が低い通貨を売り、金利の高い通貨を買う → プラススワップ 金利が高い通貨を売り、金利の低い通貨を買う → マイナススワップ |
スワップポイントは毎日その数値が決められており、1日あたり1回だけ発生します。
FXで注文を入れた際、ポジションを保有している間は基本的に毎日発生します。
スワップポイントは、ポジションを保有しているだけで稼げる方法です。
プラススワップとなるポジションを保有している限り、毎日発生するため、チャートの動きと関係なく利益につなげられます。
ただし、ポジション保有している通貨ペアが含み損を抱えてしまえば、当然損失となってしまいます。初心者がスワップポイントで利益を狙うのであれば、できるだけ値動きが少なく、プラススワップとなっている通貨ペアを選ぶ必要があります。
FXで勝率を上げるためのポイント
FXで勝率を上げるためのポイント |
・相場が推測と逆に動いた場合を考える ・相場を徹底的に分析する ・資金管理を徹底する ・勉強、経験を積み重ねる ・感情をコントロールする |
相場が推測と逆に動いた場合を考える
相場が推測と逆に動いた場合の対策を事前に打つ事も大切です。
例えば、指値注文・逆指値注文、 OCO注文、 IFD注文といった方法を使うことで、発生する損失を抑えることが可能です。
相場を徹底的に分析する
FXで勝つためには、相場を徹底的に分析することが必要不可欠です。
相場を分析する方法には大きく2つの方法があります。
・テクニカル分析 ・ファンダメンタルズ分析 |
テクニカル分析
「テクニカル分析」とは、過去のチャートからトレンドやパターンから今後の値動きを予測する事です。移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表などのテクニカル指標を使用します。
ファンダメンタルズ分析
「ファンダメンタルズ分析」とは、米国雇用統計やADP雇用統計などの経済指標、世界情勢、株価の動きなどから値動きを予想する事です。為替の仕組みや国の金融政策が為替に及ぼす影響などについて覚えましょう。
資金管理を徹底する
資産管理を徹底することも重要なポイントです。
自分の資産を考慮して取引量を調整するなどしましょう。
1回の取引で多くの利益を狙うと、当然大きな損失が出る可能性が高くなります。大きく勝ちたい、一気に稼ぎたい気持ちもあると思いますが、利益をコツコツと積み重ねていくことが大切です。
勉強する、経験を積み重ねる
勝率を上げるためには、勉強する事が重要です。
利益を出しているトレーダーにみな当たり前のように勉強しています。なんとなくではなく、根拠を持って取引ができるように心がけましょう。
感情をコントロールする
取引する上で、感情をコントロールする事は重要です。
自分自身で考える
他人の意見ばかり取り入れて取引すると、冷静な判断ができなくなります。
人の意見を取り入れることももちろん大切ですが、取引に使用しているのは他の誰でもない自分のお金です。自分自身の考えで責任を持って取引しましょう。
「取引をしない」という選択肢
「休むのも相場」という言葉があります。
予測がつかない時や上手くいかないと感じたら、取引を休むことも大切です。
損失を出してしまった時は、すぐに損失を取り戻そうと取引量を増やしたりしがちです。
無理に取り戻そうとすると冷静な判断ができなくなり、さらに損失が大きくなってしまう事もあります。取引は精神状態が大きく影響します。”取引をしない”という選択肢も入れておきましょう。
トレードスタイル別の稼ぎ方
トレードスタイルの稼ぎ方 |
・スキャルピング ・デイトレード ・スイングトレード ・ポジショントレード |
スキャルピング
スキャルピングとは、トレードスタイルのなかでも最もポジションの保有期間が短いトレードスタイルです。ポジションの保有期間は数秒〜数分程度で、小さな利益をたくさん積み上げていくスタイルです。トレードスタイルのなかでも、最も難易度が高いと言われています。
デイトレード
デイトレードとは、その日のうちにポジションを決済するトレードスタイルです。
ポジションの保有時間は、数分〜数時間程度です。基本的には、ポジションを次の日に持ち越しません。実際のトレード回数は1日のうちに1回~5回程度となることが多いです。
その日のうちにポジションを決済するため、寝ている間の価格変動などのリスクを気にする必要がありません。ただし、エントリーチャンスが来るまでに数時間待ち続けることや、1日の間に一度もエントリーチャンスがないこともあります。ある程度FXに時間をかけられる人に向いているトレードスタイルです。
スイングトレード
スイングトレードとは、日をまたいでポジション保有するトレードスタイルです。
ポジションの保有時間は、数日間〜数週間です。
相場の大きな波を捉えたトレードとなるので、毎日エントリーをする必要がありません。
仕事が忙しい方や、FXの時間がなかなか取れない人にも行いやすいトレードスタイルです。
スイングトレードは、スキャルピングとは違いゆったりとしたトレードスタイルとなるため、技術の習得はスキャルピングほど難しくありません。
ポジショントレード
ポジショントレードは、数か月〜数年に渡ってポジションを保有するトレードスタイルです。他のトレードのように、頻繁に取引をすることはありません。
主に利用する時間足は、月足以上となり、トレードするタイミングも数か月から数年に一度程度なので、あまり時間がない方でも使いやすいトレードスタイルです。
スイングトレードでは、あまりテクニカル分析せずに基本的にはファンダメンタルズがメインとなります。その通貨ペア、及び各国の通貨がどのような価値を持つのか、上がるのか下がるのかというのを大きな目線で、総合的に判断する必要があります。
目標金額別のFXの稼ぎ方
FXで安定した利益を得るためには、具体的な目標設定と取引計画を立てる事が重要です。
ここでは目標金額別に戦略を具体的に解説します。
自己資金や相場環境などによって、トレード内容は大きく変わるため、あくまで目安としてください。
目標金額別の稼ぎ方 |
・1日5,000円の稼ぎ方 ・1日1万円の稼ぎ方 ・1日5万円の稼ぎ方 ・1日10万円の稼ぎ方 |
1日5,000円の稼ぎ方
1日に5,000円を稼ぐ場合、25pipsほどの値幅が狙えるエントリーを、1日に一度しっかりと捉えられる手法が良いです。
1日に何度もポジションを保有するのではなく、条件に合致したエントリーチャンスが来るまで根気よく待ち続ける姿勢が大切です。また、証拠金が最低でも10万円以上は確保できていることが理想です。
例えば、ドル円を取引した場合、1ロットのエントリーで1pips動いた場合の損益は1,000円です。そのため、5,000円を稼ぐには5pipsの変動が必要です。
ただし、5,000円を狙うためには1ロットでエントリーするのはリスクも大きいため、ロット数を落とします。エントリーするロット数を0.2ロットとすると、1pips動いた場合の損益は200円になり、5,000円を稼ぐのに必要な変動は25pipsになります。
1日1万円の稼ぎ方
1日に10,000円稼ぎたい場合は、5,000円を稼ぐ方法の2倍のロット数でエントリーすれば達成できます。1回のエントリーが0.4ロットとなるため、初心者でも現実的なロット数と言えます。
ただし、10,000円を稼ごうとする場合、5,000円の2倍のリスクがあるということです。
まずは安定して5,000円を稼げるようになってから、ロット数を少しずつ増やしていくようにしてください。また、自己資金が少ない場合は、無理にロット数を上げないようにしましょう。
0.4ロットのエントリーを1日に1回行うのであれば、最低でも20万円程度の自己資金はある状態にしておいた方がおすすめです。また、ロット数を増やすのではなく、エントリー数を増やすという方法もあります。
手軽に始めやすいのは、ドル円以外の通貨ペアでも同じ条件でエントリーポイントを探す方法です。
エントリーする通貨ペアが増えれば、エントリーチャンスもそれだけ増えるため、より効率よく稼ぎやすくなります。
ただし、通貨ペアが変わればそのチャートの傾向も変わります。
別の通貨ペアでエントリーをする場合は、その通貨ペアでもしっかりと検証を行い、利益が出せることを確認してからトレードするようにしてください。
1日5万円の稼ぎ方
1日50,000円を稼ぐ場合、かなり多くの自己資金が必要です。
目安としては、100万円以上はないと危険です。1日に2円に該当する200pipsが動くことはそうそうないため、1日のうちに50,000円を稼ぐには、ロット数を上げる方法を取ることになります。
単純に5,000円でのときの10倍のロット数でエントリーすれば良いわけなので、2ロットでエントリーします。そうすることで、25pipsを獲得すれば50,000円になります。
ただし、ロット数を上げ扱う金額が多くなると、まったく同じ取引であっても冷静さがなくなり、思わぬところで決済をしてしまったり、エントリーをしてしまう場合もあります。利益が安定してきたとしても一気にロット数を上げるのではなく、0.01ロットなど少しずつ上げていくのがおすすめです。
1日10万円の稼ぎ方
1日に10万円稼ぐには、さらにロット数を上げる必要があります。
1ポジションで稼ぐのであれば、25pipsの値幅を狙うとして、4ロットでエントリーすることになります。
ロット数が大きくなれば、損失になったときのリスクもさらに大きくなります。
証拠金として200万円以上は用意できないと危険です。最初は小さな金額で確実に稼げるようになってからロット数を増やすようにしてください。
知っておきたい「ファンダメンタルズ分析」
主なファンダメンタルズ
経済指標
経済指標は、世界各国の政府などが発表している経済データです。
多くの投資家がチェックをしています。
経済指標が発表される前後は大きな値動きを見せることもあるため、発表時間をしっかり把握しておく必要があります。
経済指標はFX業者が提供している経済指標カレンダーを使えば無料でチェックができます。
FX業者によっては重要度なども記載されているため、どの指標に注目すべきなのかも簡単にわかるようになっています。
金融政策
金融政策は、経済指標に並んで非常に重要な要素です。
金融政策とは、中央銀行が行う金融面からの経済政策のことです。 金利が変わると為替レートも大きく変動する可能性が高くなるため、FXにおいては、政策金利が重要視されます。
知っておきたい「テクニカル分析」
テクニカル分析とは、チャートを見て過去の値動きから将来の値動きを分析する方法です。
チャートを分析することで、値動きのパターンを読み取ることができます。
パターンに注目して、今後の相場がどうなっていくかを予測します。
テクニカル分析は、過去のパターンが繰り返される可能性が高いとの考え方があるため、似たようなパターンを探して相場予測を立てます。
テクニカル分析の主な種類
テクニカル分析には、多くの種類があります。
テクニカル分析の主な種類 |
移動平均線、トレンドライン、ダウ理論、ボリンジャーバンド、平均足、ピボット ローソク足、エリオット波動、グランビルの法則、一目均衡表、フィボナッチリトレースメント |
自分に合った分析手法を見つけることが重要
テクニカル分析は、誰でも比較的簡単に始められます。
いくつかのテクニカル分析を試してみて、自分の手法や考え方に合ったものを選んで使ってみましょう。
海外FXで稼ぐ方法まとめ
FXに必勝法はありません。
必ず利益が出るわけではないので、いかに損失を少なくできるかが重要になります。
損失を少なくするには、勉強をし続けること、感情をコントロールするなど大切です。
正解はないので、自分なりにきちんと考えた上で取引するようにしましょう。